ナルト Wiki
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声 - 日野聡、演 - 北村諒、 定本楓馬
Sai
第二部から登場。木ノ葉隠れの里の暗部養成機関「根」の所属であり、サスケの里抜けに伴い欠員が生じた第七班に配属された。「サイ」という名は第七班配属にあたり根の指導者であるダンゾウに与えられたコードネームであり、本名は不明。年齢は第三班のメンバーと同じでナルト達より1つ上である。肌は色白で、周囲からは声と容姿が少しサスケに似ていると言われている。高い戦闘能力を持つほか、絵を実体化して操る「忍法・超獣偽画」を使用する。ダンゾウからは「(32巻時点で)里の同世代の誰よりも強い」と評されている。
根では一切の感情を殺すよう訓練を受けてきたためコミュニケーションは苦手であり、当初はチームメイトのナルトやサクラとしばしば対立していた。その後第七班での初めての任務を経て徐々にナルト達と打ち解けるようになったものの、それでも相手に対して思ったことを率直に口にして怒らせることがよくある。分からないことがあると本を読むが、読解力等に難があり裏目に出ることが多い。肉親はいないが、幼い頃に知り合った根の先輩であるシンのことは兄同然に慕っていた。
天地橋の任務で第七班での初の任務に赴いたが、実はそれとは別にダンゾウの命によって、里にとって危険人物であるサスケの殺害という極秘任務を命じられていた。しかしナルト達との出会いから人と人との「つながり」に興味を持ち始め、任務を放棄してサスケを木ノ葉に連れ帰ろうとした。ペイン戦の収束後にはサクラらと共に、サスケを追うべく赴くが、キバやリーと揉めた所をサクラにより眠り玉で眠らされた。その後ナルトたちと共に里へ帰還する途中に遭遇した根忍達に対し、根の今後についての話し合いを持ちかけた。
第四次忍界大戦では奇襲部隊に配属され、初戦で穢土転生されたシンと遭遇。シンの体内に起爆粘土を埋め込んで道具扱いしたデイダラたちに怒りを露わにし、「忍法・超獣偽画」を用いカンクロウやオモイとの連携でデイダラとサソリを拘束した。その後シンがずっと見たいと願っていたサイの絵を目にして、昇天した際には涙を流した。
第四次忍界大戦後は六代目火影となったカカシの下で暗部として活動しつつ、ナルトらと共に各地の小さな争いの解決に当たっていた。その中で受けた黙の国での潜入任務においては、自分の心にあった隙を突かれて敵に洗脳されてしまうが、増援としてやってきたいのに救われた(小説「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」)。この一件以降、彼女との仲が深まることになり、後にいのと結婚したことで公的に 山中サイを本名とするようになり、息子のいのじんを儲けている。『BORUTO』では警務部で活動しており、その中で遭遇した「ゴースト事件」の解決および事後処理などに尽力する。
また数500年後に蘇り復活しており軍服を着た軍人姿になっており、名を神機神威(婆娑羅11位)と名乗っている。闇を支配する側になった。
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