- 声 - 森久保祥太郎、演 - 服部翼、小林辰也、 泰江和明
- 奈良一族の出生の少年。黒髪の長髪を頭上にまとめて縛った髪型が特徴。父は上忍の奈良シカク、母は中忍の奈良ヨシノ。「めんどくせぇ」が口癖でやる気の無さを隠さない性格だが、少年期に行った知能テストでIQ200を超えたほどの切れ者である。しかしアカデミー時代は鉛筆を動かすのも面倒という理由で成績は悪く、テストの成績は低かった。そのためか、同期で同じく優秀なサスケとは違い女子に好かれているような激写はなかった。影を操る奈良一族の秘伝忍術「影真似の術」とその応用術を使用し、基本的に術の用途は敵の捕縛のため威力は低いが、頭脳を生かした戦術でそれを補い勝利に繋いでいる。幼少期より影ながらナルトの身を案じていた数少ない人物であり、木ノ葉の住民がナルトを迫害することに疑問を抱いていた。
- 第一部の中忍試験では第三試験の本戦まで進出し、本戦ではテマリと対戦。頭脳戦を繰り広げてあと一歩まで追い詰めたものの、チャクラ不足でギブアップしたが、その頭脳を買われて同期生たちの中では最も早く中忍に昇格した。試合直後の木ノ葉崩しの際には死の危険を覚悟で音忍たちの足止めを引き受け、窮地に陥るが間一髪でアスマに助けられた。中忍昇格後初の任務であるサスケの奪還作戦では、下忍のナルト・キバ・チョウジ・ネジを招集しリーダーとして作戦を主導。自身も多由也との戦闘で苦戦するが、テマリの助太刀もあって仲間たちと共に生還した。帰還後は任務失敗に加えて仲間も瀕死の重傷を負ったことから自責の念に駆られるが、シカクや綱手の言葉もあり気を取り戻した。
- 第二部の暁の飛段・角都との戦いでは、飛段の能力を見破りアスマを助けるものの力及ばず、最後は第十班のメンバーたちと共に、アスマの死を看取る事となる。直後に第十班のメンバーたちと共にアスマの仇討ちに向かい、知略を巡らせた策を講じて飛段を引き離して奈良一族の者にしか入ることのできない森に引き付け、全身をバラバラに爆破して落とし穴の底に生き埋めにした。
- 第四次忍界大戦では第4部隊の副隊長に任命され、戦場ではチョウジやいのとのコンビネーションで蘇生されたアスマらを封印した。十尾の復活後は他の部隊と共にナルトと合流し、本部が壊滅した際には父・シカクの遺言を受けて連合軍の指揮を引き継いだ。その後神樹の出現によりチャクラを奪われ瀕死の状態に陥るも、ナルトへの思いにより持ちこたえ、その後戦線に復帰した綱手の治療を受けて復活した。
- 第四次忍界大戦後は上忍に昇格、六代目火影となったカカシの補佐を務めるようになり、それまで以上に慌ただしい日常を送るようになったことで、それまでの自分を見失いつつあったが、「黙の国」での任務を経て本来の自分を取り戻した(小説「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」)。また、この出来事で自分の背中を押してくれたテマリとの仲も進展し、ナルトとヒナタに続き結婚、息子のシカダイを授かった。ナルトが七代目火影となってからも補佐役を務めている。
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奈良シカマル
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