- 声 - 糸博、 加藤将之(少年)
- 木ノ葉の暗部養成部門「根」の創設者。顎に傷があり右眼に眼帯を巻いており、普段は杖で歩いている。「影から木ノ葉を守る」という強い意志に基づいて行動し、里を守るためならば非情な作戦や卑劣な行動も実行し、部下や自分の命すら犠牲にすることも厭わない性格。「忍の闇」の代名詞と形容されるなど常に不穏な噂が付きまとっており、実際に裏では大蛇丸との間で度々取引を行っており、さらに裏で暁を動かしていたのがオビトであったことも知っていた。
- 包帯で隠している右目には、うちはシスイから奪った万華鏡写輪眼を持ち、その瞳術によって他人を操ることができるが、その特性から乱用は不可能となっていた。また、常に隠している右腕には枷のようなものがあり、その中は数々の写輪眼と初代火影・柱間の細胞が移植されたおぞましい物となっていた。戦闘では風遁系の忍術の他、右肩に移植された柱間細胞を利用した木遁、さらに写輪眼の消費と引き換えにうちは一族の禁術である「イザナギ」も使用することができる。
- かつてはヒルゼンと共に二代目火影・扉間の側近として活動し、雲隠れの里で起きた金角・銀角のクーデターの際には感情的になって自分が囮になるとヒルゼンに反発していたが、最終的には彼らの「火の意思」がこれからの里に必要だと話した扉間が自ら囮となった。うちは一族の殲滅の首謀者でもあり、一族殺しの汚名を被ってまで計画を実行したイタチの自己犠牲の精神を忍として高く評価していた。
- 第二部では部下のサイがカカシ班に配属されると、彼に大蛇丸と接触してサスケを暗殺する任務を与えたが、ナルト達との触れ合いによってサイが感情を取り戻したことで目論見は失敗に終わった。ペイン襲撃の後には意識不明の重体となった綱手に代わって、大名との会議において次期火影に選出された。
- その直後には部下のフーやトルネと共に火影として五影会談に向かい、会談では右目に移植していたシスイの万華鏡写輪眼の瞳術「別天神」で進行役のミフネの脳内を操り、史上初の忍連合軍を結成して自らがその指導者になるよう仕向けていたが、霧隠れの里の青が白眼を隠し持っていたという予想外の事態によってその目論見が明るみに出てしまい、サスケ率いる「鷹」の襲撃を利用して会談から逃亡した。
- そして追ってきたオビトとサスケの襲撃を受けてサスケと交戦、右腕の写輪眼を用いた禁術「イザナギ」を使用して徐々にサスケを追い詰めるが、油断してイザナギの持続時間を計り違えたことで攻撃を食らい、さらに身体に取り込んでいた柱間細胞も暴走、追い詰められて香燐を人質に取り逃亡を図るが逆に香燐ごと急所に攻撃を受け致命傷を負う。そして最後に自らの身体に刻んだ「裏四象封印術」を用いてオビトとサスケを道連れにしようとするも失敗し、少年時代のヒルゼンとの記憶を想い出しながら、自爆して壮絶な死を遂げた。右目の万華鏡写輪眼は死後に回収されることを予期し、死の間際にあらかじめ自分で潰していた。
- 『疾風伝』の「カカシ暗部篇」では、大蛇丸と共謀し柱間細胞の研究を続けていたことや半蔵と結託するまでの背景、うちは一族のクーデターに関わる背景などが描かれている。小説『イタチ真伝』では、九尾を宿しているナルトが差別されるきっかけを作った張本人であることが描かれている。
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志村ダンゾウ
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